「住宅のリニューアル」 : 生活の安心、安全、健康を求めるりニューアル
■ Tさんちの場合
音楽家のTさんはピアノが不可欠です、しかし、なんと恐ろしいことに木造のはね出し部分に
ピアノが載っていた、玄関や水廻りのリフォームとともに大補強作戦となった。
■ Kさんちの場合
ピロティーのみ補強すると簡単に考えてスタート、開けてびっくり柱がほとんど腐っていた。
鉄骨補強大作戦になってしまった、お陰で外装イメチェンは諦めました。
強度が増したのでお風呂を二階に上げた、おかげで明るく広々した玄関が出来た。
鉄骨角パイプの柱と方杖にて補強した
まず、腐った部分を木造で生け替え
危険なはね出しを止め露し筋交いで補強した。
「すべてに優先して耐震安全を考える」
A 一般耐震診断を行う
A-1 結果が安全
A-1a デザインをガンバル
A-2a 新築を考える
A-2 結果が危険
■ Yさんちの場合
真壁を大壁化して壁強度をアップさせたが最近問題になっている度重なる余震によるクギの
抜け対策として筋交い金物との干渉も回避できる制震ダンパーも併用した。
A-2b 耐震補強を重視したデザイン
A-2c 精密耐震診断の結果を考慮する
B さらに精密耐震診断を行う
B-1 S56年以前の建築は諦め新築を考えた方が良い
事務所にて取り付け実験を行ったときの
イメージ写真。
各接部4枚1セット
筋交い端部金物と干渉しないのが良く解る
制震ダンパーは一階にのみ取り付ける
⇒
実際には柱脚と土台はほとんどボロボロ
B-2 S56年以降の建築で検査済証があれば補強計画に全力
B-3 歴史的に貴重な建築の場合、行政、構造専門家と検討する